「俺も!!」がテーマの「XP祭り2015」に参加してLTまでやった話
9/12(土)に「XP祭り 2015」というイベントに参加してきました。XP祭り自体初参加だったのですが、勢いでLTにも申し込んでしまいました。
がんばってLTやったよ
元々5分じゃ伝えきれない...と思っていたのに、発表前モタモタしてしまって30秒近くタイムロス!焦って巻きに巻いてしまったので、いくつか言いたいことが言えなかったのはちょっぴり心残りです。
実は「アジャイル推進委員会のメンバー」といいつつ、自チームに対しては何もできなかったんです。「KPTやりましょう」とかって言えなかったんです。スライドにもありますが、きっかけをつくったのは開発部長の新井さん・永和システムマネジメントの天野さん。それにしっかり乗っかってった総務のリーダー、そしてメンバー。「せめて外部発信すれば恩返しになるかな」「加えて誰かの役に立てたらいいな」という思いがこのLTに繋がってます。
スライドは「何かを推進したいと思っている方が紹介・説明材料に使えるよう」というのも考えながらつくりました。ぜひこのスライドを有効活用して「ほら!総務だってやってるんだよ!?」「こんな良いことあるらしいよ!」と言ってやってください。
会場広すぎでは
— ぷぽ (@pupupopo88) 2015, 9月 12
いやー、しかし「人前に出る」「喋る(説明する)」のがとにかく苦手・嫌いなので、正直ほんと苦痛でした。
吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう吐きそう・*・:≡( ε:)
— ぷぽ (@pupupopo88) 2015, 9月 12
懇親会で「面白いLTに憧れます」と話したら、「えっ!?すごく面白かったけど笑」と言っていただいたのは嬉しかったです。「敢えて途中で銅鑼を鳴らすことに美学を感じている人、笑わせることに力を注ぐ人、真面目にタメになることを話す人、面白いにも種類があるんだよ」というのは目から鱗でした。
懇親会で「そうなのかー」と勉強になったこと
ウケたり面白いLTとか憧れるけど、いろんなタイプのLTがあるから面白いんであって、ウケればいいって訳でもない。タメになるもの、考えさせられるものは聞き入って反応が薄くなったりする。笑いが起きなかったからといって気に病むことはない。
— ぷぽ (@pupupopo88) 2015, 9月 12
私も時と場合によって、いろんなスタイルのLTができるようになりたいです。
あ、あと懇親会といえば。きょん様にご新人研修でTDDやらせることについてご意見いただけてちょう嬉しかったです。
「毎年新人研修でTDDやってるんですけど…」ってきょん様にいろいろ相談したら、「真面目に行きたい!講義したい!」みたいに言っていただいた・*・:≡( ε:) やばすぎる
— ぷぽ (@pupupopo88) 2015, 9月 12
参加したセッションについて
次に参加したセッションについて。午前中から参加したかったんですが、連日の疲労と精神的余裕のなさから午後からしか参加できませんでした_(:3」∠)_ 角さんのお話聞きたかった...。
”共感”でつながるアジャイルチーム
”共感”でつながるアジャイルチーム (共感コミュニケーション勉強会(愛媛))
まず共感的なコミュニケーションと、非共感的なコミュニケーションを再現してくださったのでわかりやすかったです。意外だったのが、「同情する」は共感的ではないってこと。よく「大変だね...」とか言ってるので気をつけようと思いました。
感情が生まれる元に「必要としていること」が隠れている
「嬉しい」「面白い」などのポジティブな感情が出てくる時はニーズが満たされている状態。逆に「イライラする」や「悲しい」などのネガティブな感情はニーズが満たされていない状態。そのニーズが何かを見極められると、人といいコミュニケーションが取れるということでした。 以下、個人の感情を見つめ直す際のテンプレート
私は◯◯(感情)だった。それは、△△(ニーズ)が満たされた(満たされていない)からだ
- 私は満足している。それは購入したゲームが想像以上に面白かったからだ。
- 私は悲しい。それは残業が多くて帰宅時間が遅いので子供と触れ合う時間がないからだ。 などなど...
あーでも、インタビューとか「話を聞くぞ!」というスタンスの時は、割と「根底にあるのは何?」「それってこうだから?」みたいに聞いてる気がする。(できているとは言っていない)こういうのが普段の会話で自然にできるといいんだろうなぁ。
「よかれ」の思い込みが現場をダメにする
「よかれ」の思い込みが現場をダメにする (柴橋学さん)
テーマは「変化を嫌がる人たちに対処するための引き出しを一つ増やす」 つい最近、同期にTOCの考え方をちらっと教えて貰ったばっかりだったので、面白そうだなと思って参加してみました。
柴橋さんの例が具体的かつ分かりやす過ぎて面白かったです。このセッションを受けたら結婚生活もうまくやっていけるんじゃないかなと思いました(あ
- 変化を受け入れる理由と受け入れない理由は表裏一体?
- 変化を受け入れられない人は守りたいものがるから
- 恐怖・不安・危惧・懸念
- 変化から「守りたいもの」を守ってあげられれば変化を受け入れてくれるかも
- 相手の要望と相手の感情・心配を解消できる行動を起こす
- 相手の要望は、その人なりの正しさや善意なのでは
ダメなパターン
※Aが主張側、Bが相手側
- A:自分の意見や指示を聞いてもらいたい、説得を試みる
- B:「あなたは間違っている」と返される
※中には「自分が正しいことを証明するために相手を下げる、否定する」という人も - A:更に主張する
- B:更に否定される
変化を嫌う人は、自分(今まで築いてきたもの・守ってきたもの)を否定されたように感じるので突き放す。だから年代が上がれば上がるほどその傾向は強いそう。
あー、あったあったそんなこと(遠い目)
よいパターン
- A:相手の話を聞く・質問する
- B:自分を受け入れてくれたように感じるので話す
(自分の話を聞きたいと言ってきた!) - A:自分と相手の意見を合わせて、実現可能な方向性を考える (相手が話をしてくれたので嬉しい、意見も聞けた!)
- B:自分の意見も入っているので納得感もある
(自分の意見も取り入れてくれた、嬉しい!)
この流れを聞いた瞬間、とある出来事を思い出しました。ありました、まさにこの流れとピッタリ合う出来事が。「あっ、だから上手くいったんだ」「だから上手くいってるんだ」と。今後は「意識して」そういう行動をとっていきたいです。
まだまだ書き足りない感はありつつも、ちょっと力尽きたので今回はこの辺で。正直、LTが嫌すぎて行くまでは億劫でしたが、いろんなことを学べて、いろんな気付きがあって、いろんな繋がりができて、本当にいいイベントでした。運営スタッフの皆様、登壇者、参加者の方、本当にありがとうございました!
あっ、私は新訳版の「エクストリームプログラミング」をいただきました。こちらもありがとうございました。発売してから買おう、買おうと思って手を出してなかったので嬉しいです、じっくり読んでいこうと思います。