Time for Reflection

きままに、きらくに

新人教育がテーマのエフスタ!!TOKYOに参加してLT大賞までもらった話

ちょっと前の話になるんですが、6/27(土)に「エフスタ!!TOKYO エフスタ流 新人教育」というイベントに参加してきました。

きっかけ

一応研修担当みたいなのやらせてもらってるので、会社の方に「こんなんあるよ」と紹介されたことがきっかけです。そのちょっと前に「LOCAL Community Summit 2015」に参加してエフスタさんの発表も見ていましたし、「たまには他のコミュニティに行ってもいいかも」と思っていたのも理由の一つです。

申し込みフォームに「LTに参加しますか」という項目があって「いや、人前に出るの死ぬほど嫌いだし」「いや、初参加だし。めっちゃアウェーだし!」と躊躇してたんですが、ネタはなくはなかったので思い切って参加することにしました。

LTやってみて

LT開始前に「エフスタのLTは5分以内に発表が終わっても最後まで喋ってもらいます。」と不意討ちがあり、プチパニックを起こしたまま本番に至りました( -ω- ) こんな知らない人ばかりのところで、外向けに、真面目な話をするのは初めてだったので、もうとにかく緊張で吐きそうでした。あまりにもつらすぎて、発表冒頭に「吐きそうです!」と正直に言ってしまうほど_(:3」∠)_

すごく偉そうに書いてますが、この文化を作ってきたのは私ではありません。先輩方が地道に活動してきた結果です。「この文化ありがたいな、素晴らしいな、せっかくだから外の人にも紹介したいな」という思いがこの発表に繋がってます。 結果的にLT大賞をもらって、その後も思わぬところで反響を見聞きしたので、改めて「この文化ってすごいことなんだなぁ」と実感しました。まだまだ伝えきれてないですが、ちょっとでも魅力が伝わったのなら嬉しいですし、誰かの参考になっていたらもっと嬉しいです。

余談ですが、エフスタのLT大賞の決め方が絶妙だなと思いました。一人一票投票するのですが、最終的にはその中から一つくじを引いて決めます。あくまでも母数が増えるだけで、最終的には運というところが平和的でいいですね!ほんと、他の方のLTも素晴らしかったです。

肝心の他の内容

オフレコの内容も結構あったのでちょっと残念ですが、非常に充実した内容でした。

「新入社員からみた現場と教育のギャップ」鈴木 大貴さん

今ちょうどエンジニアの基礎研修、スキルマップを見直しているところなので非常に参考になりました。発表の中で「(いろんなことを学んだので)忘れていることもあるけれど、何をやっているかはわかる」という表現があったのですが、私が研修を考える上で大切にしていること(イメージ優先)とちょっと通じるなと嬉しくなりました。あと、自分から「iOSエンジニアだ!」と活動・アピール(タグ付け)をする、やりたいことをやらせてもらえるようにするというお話。私も研修を熱心にやり過ぎて、気付かないうちにタグ付けしちゃってたんだろうなと思いました(白目) Rubyの方もだいぶ押してるんですけどね( ˘ω˘ )

「夏の新人教育相談室」藤原 裕也さん

「新人から学ぶ」という点は特に同感しました。後輩とはいえ、良いところはどんどん真似た方が良いと思いますし、悪いところは自分にもそういう面がないか反省材料にもできます。あと「成長度合いは十人十色」という点。これは本当にそうなので、私ももうちょっと個別フォローできる体制をつくれたらいいなぁと考えています。

「こころの教育」若原 彰伸さん

モチベーションアップにつながるストレスマネージメントについてお話いただきました。これはもう。自分の日頃の考え方と合致していたので、聞いていて楽しかったです。ストレスを生んでいるのは自分自身。ストレスに対する解釈を変えれば深刻なストレスにならない。確かに、新人の間にこういう話もしてあげられると良いなぁと思いました。来年やろっかな。

「経営視点からみた教育」星野 邦敏さん(と、現場の山下 陽子さん)

「コストがかかるにもかかわらずなぜ教育をするのか」という点を、経営視点でお話しいただきました。その中でも「純粋に人の成長をみたい」という言葉が印象に残っています。みんながそう思っていれば世の中も平和になると思うんですけどね。アルバイトの研修なのに熱心だなと驚きました。最後の「帰属意識」の点について、もう少しお話伺いたかったです。

「教育と学びのベクトルの一致」東 賢さん

もうまさに、この発表をそのままいろんな人に聞かせたいと思いました。スライドが公開されていないことが惜しいです。まずは教育には2種類あるというお話。

  • Enablement
    • 知識、職務実行能力をつける
    • お金を稼ぐ状態になること
  • Education
    • 引き出す
    • 資質が生かされた状態になること

この2つどちらかだけでなく、両方の意味で教育していかなければならない、そのためにはコミュニケーションをとらないといけない、とのことでした。企業としては前者ばかり考えてしまいがちですよね。私自身、後者のことについてもっと考えてほしいなと思いますし、推進していきたいなとも思います。コミュニケーション、大事。

あともうひとつ、「会社のベクトル」と「自分のベクトル」が一致している部分を見つけて伸ばしていくという点。会社が目指している部分(やってほしいと思っていること)と、自分が目指している部分(やりたいと思っていること)が合致しないというのはままありますよね(遠い目)ベクトルで共通している部分を伸ばせば、お互い幸せになれるという。うーん。私の文章力では魅力が伝わらない。悔しい。笑

懇親会

懇親会まで参加させていただいたのですが、非常に楽しかったです。以前から密かに気になっていたジンジニアの津田さんともお話しさせていただいて嬉しかったです。こっちはまだ素人ペーペーですが、エンジニア寄りの人事ということで勝手に親近感もってたんですよね。いろんな立場の方とお話しさせていただいて有意義な時間を過ごせました。 あと、発表側に周ると自然と話しかけられるということに気付きました。これは「超絶人見知りコミュ障」の自分にとっては大変ありがたいものです。あと、発表内容について聞かれるのでネタに困ることもないです。こんなメリットもあるのかー。

この一日、いろんな意味で勉強になりました。 この勉強会に関わったみなさま、本当にありがとうございました。