Time for Reflection

きままに、きらくに

RubyKaigi 2020 -> RubyKaigi Takeout 2020 のオーガナイザーにしてもらった話

いつもの自己満記録。

rubykaigi.org

rubykaigi.org

世間(?)はKaigi on Railsのエントリが落ち着きはじめているのに、今やっとRubyKaigiの話をまとめている、人生周回遅れの私ですこんにちは。そっちはまた別途書くつもりだけれど、Kaigi on Railsで頭がいっぱいいっぱいだったのと、自分の中では切っても切れない関係だったので、終わるまで整理するのが難しかったのです。本当に。

モチベは未来の自分のために詳細残しておこうってやつで、人が見てもたぶん楽しくありません。ご了承ください。

事の始まり

pupupopo88.hatenablog.com

こちらのエントリにもある通り、現職は @a_matsuda さんが技術顧問をしている会社なのですが、そうなるとまぁ普通に接点が増えるわけですね。たまに直接相談のっていただいたりとか。

とある日、SlackDMで同僚から「松田さんとビール飲んでるのですが、来れたりしますか?」と来て、「こ、これは行かないと...!」(義務感ではない)となり、仕事を放り投げて合流。楽しくご飯とお酒をいただいたのでした。

で、なんやかんやでRubyKaigiの話をしていて、その中で「オーガナイザーやりません?」って話をいただきました。お酒の場だし「またまた〜ご冗談を〜〜」って感じだったのですが、いろいろご事情を聞いたり、ご事情もなるほど大変だなぁと思ったり、すごく共感する部分もあったり。ただ、松田さんが思う"最終的な理想"ってのが荷が重すぎて現実感が全くなくて、承諾するか迷ったんだけども「と、とりあえず、ひとまず...お試し(?)でやってみます...」みたいにお答えしたのでした。

実際なにやってるのかとか、どうなるかわかんないけど、何もやらずに「やらない」って言うのは違うなと思い。あと「誰でもいいってわけじゃないんですよ」ってまで言ってもらって断るのもなぁと。(義務感ではない)

ちなみに、この時は次(2021)のRubyKaigiからやってこうねって話だったと記憶している。

Kaigi on Railsの運営お誘い

とまぁ、お受けはしたもののみなさん2020の準備が佳境に入ってきた感じで、それからはしばらく関わりがなかったのですが、個人的には「今年も当日ヘルパー+αくらいの立ち位置で動けたほうが来年に繋がるかな」と思いはじめてました。

そんな時、これまた @okuramasafumi さんから「Kaigi on Railsの運営やりませんか」と打診があったわけです。これは参った。記録によると 2020年1月13日 だったので、ちょうどRubyKaigiの話から一ヶ月後くらいだったみたい。そんなことある?めちゃめちゃイベント運営好きな人みたいになってる。(そういうわけじゃない)

「RubyKaigiもあるしこれはさすがに断ろうかなぁ」と頭をよぎったのですが、いろいろ考えた結果、お受けすることにしました。

(((ここにその理由を書こうとしたけれど、ちょっと話がズレてきたのでKaigi on Railsのエントリに詳しく書くことにする!!)))

人生

なんやかんやあったけれど、とりあえず「今年(2020)もヘルパー+αくらいで動けたらいいなって思ってる」って話を松田さんにしたところ、「ちょうど空いた役割があるのでお願いしたかった」みたいな話になりました。で、その時に松田さんが「でもあっち(Kaigi on Rails)もあるわけじゃないですかぁ?」と。(知ってたんだ)

で、この時。この時ですよ。松田さんがすごく控えめ・遠慮がちに「別に...否定するわけじゃないんですが...本当にそんな人生でいいんです?」みたいに言われて、鈍器で頭殴られたみたいな衝撃が。「いや、いいんですよ?いいし、こちらとしてはありがたいんだけれども。いいのかな?って」ってちょっと遠慮された記憶。ただでさえRubyKaigiだけでも大変というか消耗(って言葉はなんか違うが語彙力皆無)するのに、もう一つやるの?やれるの?ってことかなと。

正直何もわかってないから安請け合いできるっていうのと、自分なりの考えもあったし(これもまた別途残したい)、それも話したし、「やっぱり無理でしたってなればまたその時...」みたいな話もして、「それじゃぁやりますか」って話になった記憶。

でもまぁ、しかし。この「本当にそんな人生でいいんですか?」というワードは、ことあるごとに脳内過ぎるようになりました。特にKaigi on Railsが一番忙しいというか精神すり減らしてた時...。

RubyKaigi Teamに合流

そんなこんなで、2月5日のRubyKaigi会議にて「早速来週から参加してもらおう!」という話になったようで、SlackやらesaやらGitHubやらも招待してもらいました。 ちなみにこの日はKaigi on Railsキックオフの日で、RubyKaigi会議終わりの松田さんがキックオフ後の飲み会に合流する、という出来事が。Kaigi on Railsの話というか背景とか聞けて楽しかった。

めでたく(?)、翌週からRubyKaigi会議に参加するようになり、軽率にRubyKaigi 2020のオーガナイザーになりました。

昔は特定のことだけやる「スタッフ」って役割があったんだけれども、最近その境界が曖昧になって自然消滅(?)した模様。なるほど。

会議は参加できる人は物理で、遠方の人などはリモートでという形だったのですが、コロナの影響で場所が使えなくなって、それからずっとリモートでしたね。楽は楽だけれども、ノベルティのサンプル品とかはやっぱり物理で見たいよなぁ。

役割#とは

私が当初やる予定だった役割は、中の人からは"番長"と呼ばれているらしい役割で、ざっくりいうと「当日ヘルパーの人を集めたり人員配置したり、当日指示するなりなんだりで、当日運営をよしなにうまく回すって役」でした。当日ヘルパー(指示される側)はやってたので多少イメージはついたのですが、結構いろいろわかってないとできないやつなので大丈夫かな?とドキドキしてました。会場のこともわかってないと無理なので、下見も行く予定だったのですが、結局行くことはなく...。(悲しい)

コロナの影響が世間を賑やかしてきたところだったけれど、ひとまずその頃はまだ「物理開催しよう」(したい)という機運だったので、まずはヘルパー募集フォームを作ったり、ヘルパー含めたキックオフ用のお店を探したりしてました。

しかし土地柄か、コロナの影響かわからないけれど、ヘルパーの集まりがすごく悪くて結構頭を悩ませました...。

で、なんやかんやでヘルパー確定する前に延期になり、ヘルパー募集は白紙。応募してくれた人に「応募してくれてありがとう。延期したので日程が近づいたらまた再募集するね」といった旨のメッセージ送るなどしました。ただ、この後はお察しの通り。

リモート開催になって

自分は判断を見守るくらいしかできなかったけれど、別イベントとしてリモート開催にするという決断もきつかったし、それまでやってきた人たちのことを考えたら本当にいたたまれなかった。中止する前もした後も決めることややることが結構多くて、しかもキャンセル作業とか気が乗らないことも多くて、なんだかんだみんな結構すり減ってたと思う。決断しきれなくってみんな黙っちゃうとか、会議の空気がめちゃめちゃ重い時もあった。

自分は結局最後まで"毎週会議に参加してる人"で終わってしまったというか、ほぼ何もできてなかったので、名ばかりオーガナイザーでごめんなさい!という感じでした。みなさんに「運営お疲れ様でした!」とか言われると「うっ...!」となる。

まぁでも短い間で、腕力でエイっ!ってやらなきゃいけないこともあって、文脈何も理解していない人が中途半端に入るのも逆にコストがかかってたようにも思うし、来年以降頑張りましょうね!ということで落ち着かせている。会議も...一応喋ってた!!「special pizzaにはやっぱエビだよねとか!」「エビがあるからそれくらい高くても大丈夫!」って後押ししたりとか!!!(そこ)

あとはあれかな。強いて言えば「ちなみにKaigi on Railsはどうする予定?」みたいな質問に答えたり、「ちなみにKaigi on Railsではこういう話になってます」って情報提供できたのは多少役に立ったかもしれない。あとスポンサー連携の話が出た時とかは間に入れたので。

運営業たいへん

去年こんなエントリを書いたわけですが、

pupupopo88.hatenablog.com

オーガナイザーやスタッフはもっと大変だぞ!

感覚として思ってたよりも、もっと大変そうだなと思いました。で、今回途中から入ったし、そこから見えてるだけでも想像を超えてた感じなのに、まだまだ見えてない部分も絶対沢山あるので凄いなと。 @nappan23 さんが「フルタイムで仕事をしながら運営業やってるの凄い」ってツイートされてましたが、ほんとにそう思う...。もしかしたら仕事中にそういうことやっていい、とかいうのもあるかもしれないんだけど。(知らない)

なので、運営はいくら労っても感謝しても足りないくらいなので、みなさん何卒よろしくお願いします!(私以外に)

個人的なことでいうと、少しだけでも中の様子が知られたので、何も文脈ないよりは来年入りやすいかとは思っている。あと、別途書くけどKaigi on Railsを運営するにあたって非常に助かりました!いろいろ盗ませてもらいました!!助けてもらいました!!!感謝!!!!です。

RubyKaigi 2021 について

ということでみなさんご存知、RubyKaigi 2021は三重の津市なのですが、次はオフライン開催できるといいですね〜〜。イチ参加者の感覚で絶対に行きたい!!と思ってしまってる。まだ何も決まってないけれど、また来月くらいから運営始動するっぽいのでやっていき!です!!

おまけ

大江戸RubyKaigi08で大倉さんがKaigi on Railsやるよ!って発表したのですが、その日に思ったことをすっかり忘れてしまっていたので備忘録として...........

重く考えすぎるの×!!!!!!!!!!

追記

(当初分けようと思ってて)運営の話しかしてなかったけれど、別途書く気力がなさそうと思ったのでメモを雑残し。

  • 短い時間で発表準備してくれたスピーカーの方々尊い、ありがたい
  • 参加者としても面白かったですありがとう
    • でも当日なんだかんだソワソワして集中しきれなかったのでアーカイブ見ていきたい
    • 前々からやってたけど、より焚き火の動画を流すようになりました
    • コミッターラジオ、最高 of 最高だった
  • オンライン開催でも継続してスポンサーしてくれるのありがたい
  • 人との物理の交流がなくて寂しかったけどお昼とか、論理エモリハウス(?)誘ってもらえて嬉しかった

  • ジョナンと喋るとRubyKaigi感が出る
  • 論理川は楽しかったし健全な時間に終わってよかった