Time for Reflection

きままに、きらくに

教育心理学概論の読書会からMeetupを開催した話

先日(先日?)教育心理学Meetupというイベントを開催しました。

educational-psychology.connpass.com

その懇親会でアドベントカレンダーの機運が高まり、せっかくなので私も教育心理学との出会いとイベントについてサクッとまとめることにしました。ということで、 教育心理学関係 勉強会/読書会 Advent Calendar 2017 - Adventar - 4日目の記事。

教育心理学概論本との出会い

本はこちら、教育心理学概論(放送大学教材)

アジャイル界隈で交流のあった川鯉さんがFBで熱く語っていて「なにそれ面白そう」と思ったのがきっかけです。元々教育系出身なのもあって、研修とかにも携わっていて「学び」「教える」ことには非常に興味がありました。後のスライドにも出てきますが、何度か研修をやってきて「学び方を学んでもらうことが大事なのでは」「教え方を教える必要があるのでは」という考えを持っていた時期でもあります。

読書会の始まり

川鯉さんは以前も読書会をされていたそうなんですが、ひょんなことから「2回目やる?」という話になり、会場提供および読書会を始めました。

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確か第一回は台風だったか雪だったかで参加者が少なくなってしまい、今後どうして行く?という方針決めの会に。川鯉さんが以前の読書会でやられていた(本にも出てくる)「ジグソー法」という手法で本を読み進め、三宅先生をゲストで呼んだりと楽しく学びました。

教育心理学Meetupの機運高まる

読書会が最後まで終わった時、せっかくなら「自分たちが学んだことをアウトプットする場を作ろう」、「良さをもっと広めたい」ということになりました。最初はカンファレンスだとかもっと大きなものを考えたりもしたのですが、まず小さいところから始めようと「Meetup」という規模感に決定。それから何度か打ち合わせをして、当日に至ります。

当日の様子

Togetterのまとめはこちら。「賑やかし役」だったのもあって「終わったらまとめなきゃなぁ」と思っていたところ、参加者がまとめてくださって感激です。 togetter.com

自身のアウトプットとしてLTをやったのですが、時間的な問題もあってかなり触りだけの内容となってしまいました。伝えたかったこととしてはこのまとめに書いてある通り、「本を読んだだけ(理論を学んだだけ)では意味がなくて、それを実際に使ってみて改善して行くことが大事」ということです。人はそれぞれ違うので絶対に当てはまるパターンなんてものはないですし、重要なのはいろんなパターンを知って関連性を見出しながら適用させていくことかなと。

あと、何か悩んでいることや試してみたいことがあれば、私含めてこのコミュニティの人たちは熱心なので気軽に一緒にやっていきましょう!というお誘いでした。

振り返ってみて

懇親会の時、参加者が熱っぽく「よかった」と喋っているのを見て「あぁなんかやってよかったな」としみじみ思いました。成り行きで始まった読書会でしたが、普段関わってないクラスタの人とも仲間というか、繋がりができたことは非常によかったです。

あとはこれをきっかけに他の放送大学の講義を見たり。関連性の高い認知心理学やら人格心理学やら発達心理学、さらに行動経済心理学、キャリアマネジメントやらメンタルヘルス系のもの。あえてのオブジェクト指向やコンピューターの仕組みとか。いろんな意味で面白かったですし、幅が広がっていく楽しさもありました。

そしてこの規模のMeetupを開催するだけでやること・考えることが沢山あったので、改めて大規模なイベントをやられている方々はすごいなぁと思いました。尊敬と感謝。

最後に、一緒にイベント運営をした皆様、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。またこのような機会があったら参加していただけると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします。