Time for Reflection

きままに、きらくに

転職して1年が経ちました

人に会社の説明をしているときに「11月でちょうど1年経ちました」という発言をしたので思い出した。

というのは嘘で、本当は覚えていたし、ふりかえりエントリも書こうと思っていたのだけど、ずっと気が乗らなくて放置。してましたが、何も考えずにバーっと枠だけでも作っちゃおうと思い直した。じゃないと永遠に書かない。

pupupopo88.hatenablog.com

無事に試用期間が終わったら書きます、、多分。

とか書いてたように、試用期間が終わったら書こうとか、半年経ったら書こうとか思ってたけれど、ずっと気が乗らなくて&余裕が全くなくてこんなことに。ただここまでくると、年末年始のいつもの振り返りとか被るしどうしたものか。特に諸々プライベートとかと絡めないと語れないこともあるので、ここではさらっと思いつくがままに残そうと思う。

ということで転職して1年が経ちました。

※このまま脳内の思想をダラダラ垂れ流して内省してるだけなのでご注意ください

どうですか

それなりに元気だし、元気でない部分もありつつといった感じ。

みんなやさしい

みなさん優しくて親切だし、いろんな人が入ってくるので刺激もあるし、流入があるから新参者の肩身の狭さみたいなのはなくって、むしろ1年もいるとなるとベテランくらいの立ち位置になってくる。(スキル的には全然ベテランじゃない)

なんだかんだ仕事する上で一番大事なのって人間関係なので、そこで困ることがないのが非常にありがたい。人に対して「XXXXX!!」(検閲されました)などといった負の感情が起こることがほぼない。ほぼないというのはたま〜〜にあるということだけど、大抵自分に余裕がなかった時や瞬発的なイラッくらいなので可愛いもの。ほんと可愛いものですよ。

徐々に中の人感が

裏を返すと、人や会社に対して期待しなくなった、淡白になったみたいなのはあるかもしれない。そういえば、1年経ってみてやっと(やっと)自分の中で現職が「自分の会社だ」という認知が少し定着(?)してきたなぁとは思っている。(少しかい!)*1

新卒からずっと同じ会社にいて、かつ人の流出入も少なく、上下の人との繋がりも結構ある職場でずっとやってきたから、しばらく会社の所属が変わったこと自体に違和感というか、ふわふわした感じがあった。今はもう中の人!という感じはしている。長い時間積み上げたもの、刷り込みってすごいんだな。すごく時間がかかった。

でも会社と自己を同一視しすぎないようにはしたいかなぁ。多分大丈夫そうだけど。

いろいろ学べてる

いっても自分はがっつりRailsを触るってこなかったし、小さいアプリケーションばっか触ってたので(それがコンプレックスでもあった)、バックエンドエンジニア専任としてやってるとすごく学びがある。Railsのほんのごく一部、上澄みしか触ってなかった。松田さんをはじめ、最近特につよつよの人も入ってきてて、大変学びになる。いや、本当はもっと学びにしたいのだけれど、キャッチアップが追いつかなくてもったいないなぁと思ってる。もったいないけれど目の前のことに必死になってしまう...。

あとはDB周りめちゃめちゃ弱かったので、というか今もめちゃ弱いのだけれど、本当に何もわかってなかったなぁ〜と思った。DBの設計難しすぎる。DBを制すものがWebアプリケーション(だけじゃないけど)を制すんだろうなと思ってる。が、どうしてもこう、なかなかお近づきになれない。お気持ちを理解できない。甘やかされて生きてきた人間にはつらいよ。

いろんな便利ツールも触れるようになって面白い。全然使いこなせてないけど。ただ、Atlassianサービス群はほんと。慣れない。

最近ちょっとVue Nuxtを触ってみて「なるほどわからん」ってなった。今後はちょっとだけVue触ってましたとは言わないようにしますごめんなさい。

よい会社

前述の通り元気じゃないというかモチベの維持が難しかったり、気分が落ち込むことも結構多いのだけれど、個人的な問題に起因するところが大きい。確実に人は選ぶけれど、総じて良い会社だと思っている。人も何人か紹介してる。紹介できる会社というのは純粋にすごい。特に自分はその辺かなり慎重なので「それでも紹介できるのってすごいことだなぁと」客観的に思ったりしている。

そういえば、この前のモチベーションクラウドの結果もAAだった。MAXがAAAなのでかなりいい結果だと思う。それに甘んじるのではなく、もっと良くしようというのも見える。ありがたき。

事業が成長しているというのはほんと救いなんだな、と思う。成長しているからお金ももらえるし、優秀な人も雇える=優秀な人と仕事ができるし。あと「ちゃんと良いことしてるんだなぁ」と感じられるのは自分にとって大事なので。

きついところ

状況がめまぐるしく変わるので、ついていくというか切り替えが大変なところはある。例えば「Aに注力しよう!」ということでプロジェクトにアサインされても、数ヶ月後に「やっぱ取り急ぎBをなんとかして!」みたいなことがある。めっちゃある。先々のこと考えつつ真剣に取り組んでいたPJから引っこ抜かれて、別PJに取り組んで、そこでお役御免になって、元々やっていたPJに戻ってきたら、ちょっとコードが荒れていたというか、当初立てた設計思想と離れたものが出来上がってたりすると悲しい気持ちになる。

でもそれも自分がちゃんと設計思想だとか、こうやって作るんだみたいな共通認識を作り上げきれなかったのが悪いし、というか別に自分の考えが正解とも思ってないし、正解なんてないし、とはいえいろいろ考え、やれるだけのことはやったつもりだったんだけどな、力及ばなかったわ、みたいな無力感に苛まれることが多い。なんというか、コロコロ変わること自体が直接の問題というより、うまく適応しきれない・回しきれない自分に対してゲンナリしている感じがある。*2本当にびっくりするんだけど、PJが変わるたびに「私はこのサービスのことを何もわかっていなかった...」となる。いや、変わってなくても毎日そう思う。難しい。

スーパー内省タイムに入りました

自分を客観的にみてると、「どうせまたやること変わるんでしょ」「真面目に考えても崩れるんでしょ」みたいな投げやり思想になりかねない危うさがあって怖いなぁと思っている。が、こう客観視できてる時点でまだ大丈夫だし、性格的にそこが崩れるのはそうそうないなとは。

PJがよく変わることに加えて、たぶんほぼ全員PJを掛け持ちしている状態で、切り替えだとか力配分も難しい。前も一度に数個のアプリケーション、なんならフロントもインフラも、時にはWebViewアプリとか触ってるとかいう時期もあったので、そこまで切り替えが難しいとかはないかな?と思っていたけれど、現職だとすごく難しい。どうしてなの。

たぶん、一つ一つの課題が難しいのと、アプリケーション自体が難しいのと、PMとか管理する人が別なので、力配分だとか時間配分はある程度自分で主張しないといけないのが大変なのかなぁ。「今週はAが佳境なのでBのことはあまりできません!」みたいな。両PMから「いやそんなこと言わずに」と無理やり仕事押し付けられるみたいなのはないのでそれは救い。「できないことはできない!」

こうだらだら書いてみたけれど、「思うようにできない無力感」みたいなのが一番負の感情として大きい気がしている。入社前は「ああいうこともできそう!」「こういう動きができそう!」(役に立てそう)みたいなのがあったけれど、全然できてない、できてなさすぎる。それでも「いてくれてよかった」って言ってくれるし、評価だだ下がりみたいなのは全然ない(むしろ褒められる)ので、ありがたいなぁと思っている。それに甘んじてはいけないけれども。そう言ってもらえてるからなんとかやれている。

自分のこれまでを振り返ってみて、何か物事がうまく回り始めた時・動けるようになった瞬間って、「自己効力感」がある程度上がった後だったなぁと。でも「自己効力感」なんてものは何か行動しないと得られないので、なんというか負のループに陥ってる感がある。「やったったぜ!」がないと次の一歩やちょっと踏み込むための力が湧きづらい、でも「やったったぜ!」を得るには一歩踏み出さないといけない。厳しさ。

まずは目の前の、最低限自分が握ってる仕事だけでもそれなりにできるようにならないと〜って思ってるんだけれど、毎日「何もわからない」ってなってるので、結果的にその最低限の範囲から越境できずにいる。昔はTwitterのプロフに「小心者の越境マン」って書いてたけど、こっそり「最近はただの小心者」に変えてたりする。(誰得情報)

自分が思う、自分らしい動き方、働き方ができてなくてフラストレーション溜まってるんだなたぶん。自分どうしちゃったの?感がすごい。ほんとすごい。たぶん、これまでの私を知らない人からすると、「組織改善にも採用にも人材育成にも興味がない、淡々と仕事する人」って見えてると思う。そういえばそこまでは言われてないけど、実際にそういうようなことを言われたことがあって、その時は悲しくて悔しくて情けなくてこっそり泣いた。泣いたが何もできてないし、そうだよね〜〜という気持ちではあった。全く否定ができなかった。

でも大体、なんだかんだ環境が変わった後の1年はこう、ダメな感じ、うまくいかないなぁという期間だったりするので、これから好転していかないかなぁと思っている。(運任せ)

あー。いつもこう、なんとなく抜けてるポジションにハマりにいくことが多かったので、そのポジションがいまいち見つけきれていない感じはある。人の流出入が多いのでポジションは入れ替わる?し、本当にいろんな背景を持った人が入ってくるし、優秀な人も多いので、常に「自分じゃなくていい」「ここじゃない」感がある。もともと何かすごく得意な分野があるわけでもないし、組織がうまく回るんだったらそれでいいという思考だからなぁ。なるほどな。

別に今がすごくうまく回ってるってことではないけれど、自分がやれることと、自分がやりたいところと、求められていること(がっつり抜けてるポジション)がいまいち噛み合わない感じ。そんな気がしてきた。

そういう都合のいいポジションを探し続けるだけじゃこの状態から抜けられないのですよ。なんかこの「最低限自分が握ってる仕事だけでもそれなりにできるようにならないと」という思考が悪さをしているように思うなぁ。少なくとも評価を下げられていないというか、褒められることもあるということであれば、その最低限の部分は担保できているのかもしれない、という考えを持った方が良い気がしている。気がしてきた。

しかし、締め切りとか目の前に優先度高く達成すべきことがあると、そこは守りたい!守ろう!というムーブをしてしまうので、なかなか難しい。あまりあれこれ器用にできるタイプではないので、優先度高がたくさんあるとプチパニック起こす。そこである程度の諦めや開き直りができるようになればな。ある程度の自己中さというか図々しさみたいなのは必要かもしれない。性格的になかなか厳しいけれど頭の片隅には入れておこう。そうしよう。

最後に

なんだこのエントリは?笑

特に諸々プライベートとか他のことと絡めないと語れないこともあるので、ここではさらっと思いつくがままに残そうと思う。

とは???????

たまにはこう勢いに任せて内省活動垂れ流すのも良いかもしれない(何よりラク

公開するのかなりためらわれるけど

*1:会社と自己を強烈に同一視して大失敗した経験があるので、一定の距離感は必要だという考えになったのもある

*2:実際ちゃんと理由も説明されるし、理解もできるし、やりたいことできてる?みたいに聞いてもらえるのでまだ全然いい